筋トレが続かない理由

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筋トレが続かない理由とその対策:挫折から抜け出す完全ガイド

筋トレを始めたものの、気づけば三日坊主になってしまった経験はありませんか?ジムの会員になったのに数ヶ月で行かなくなってしまった、自宅トレーニングを決意したのに1週間も続かなかった。そんな経験をお持ちの方は決して少なくありません。

実は筋トレが続かないのには、明確な理由があります。そしてその理由を理解し、適切な対策を講じることで、誰でも筋トレを習慣化することができるのです。今回は、多くの人が直面する「筋トレが続かない理由」を深掘りし、それぞれの具体的な解決策をご紹介します。

筋トレのコツ

STEP
重量は関係なくとにかくフォームを綺麗にやる
STEP
最大まで下げたり可動域をあげる
STEP
回数を多くすると慣れてきて気持ちよくなる
STEP
色々な種目をやる

肩=4種目やるなど
同じことやってると飽きるため

STEP
疲れたときは1日休む

1. 目標が高すぎる・曖昧すぎる

なぜこれが問題なのか

「3ヶ月で腹筋を割る」「毎日1時間トレーニングする」「夏までにムキムキになる」といった高すぎる目標を設定していませんか?理想を追い求めるのは素晴らしいことですが、現実との乖離が大きすぎると、達成できない自分に失望してモチベーションが急降下してしまいます。

逆に「なんとなく痩せたい」「健康になりたい」といった曖昧な目標では、進捗を測ることができず、達成感も得られません。ゴールが見えないマラソンを走り続けるようなもので、いつまで頑張ればいいのかわからず、途中で力尽きてしまうのです。

具体的な対策

小さく具体的で測定可能な目標を設定しましょう。SMARTの法則(Specific:具体的、Measurable:測定可能、Achievable:達成可能、Relevant:関連性がある、Time-bound:期限がある)を意識すると効果的です。

例えば以下のような目標設定が理想的です。

  • 「今週は月・水・金の3日間、各10分間の筋トレをする」
  • 「1ヶ月後までに腕立て伏せを連続10回できるようになる」
  • 「2週間後までにスクワットを正しいフォームで20回できるようになる」

こうした小さな目標を達成するたびに、次の目標を設定していきます。階段を一段ずつ登るように、確実に進歩していく実感が継続の原動力になります。

2. すぐに結果を求めてしまう

なぜこれが問題なのか

筋トレを始めて1週間、2週間経っても、鏡を見ても体型に変化が見られない。体重計に乗っても数字はほとんど変わらない。こうした状況に直面すると、「やっても意味がないのでは」と感じてしまいます。

しかし筋トレの効果が目に見えて現れるまでには、通常2〜3ヶ月、人によっては半年以上かかることもあります。筋肉の成長には時間がかかるのが自然なのです。数週間で結果が出ないからといって諦めてしまうのは、種を植えて1週間で実がならないと嘆くようなもので、非常にもったいないことです。

具体的な対策

体重や見た目の変化だけでなく、パフォーマンスの向上や日常生活での小さな変化に注目しましょう。

注目すべき変化の例として、持ち上げられる重量が増えた、回数が増えた、フォームが安定してきた、階段を上るのが楽になった、姿勢が良くなった、疲れにくくなった、よく眠れるようになった、などがあります。

トレーニング記録をノートやアプリにつけて、重量や回数の進歩を可視化するのも非常に効果的です。「先週は腕立て伏せ8回が限界だったのに、今週は12回できた」といった小さな進歩が、確実に前進している証拠になります。

また、1ヶ月ごとに同じ場所で同じポーズの写真を撮っておくと、自分では気づきにくい変化も後から確認できます。

3. 時間がないと思い込んでいる

なぜこれが問題なのか

「忙しくて時間がない」というのは、筋トレが続かない最も一般的な理由の一つです。仕事、家事、育児、付き合いなど、現代人は本当に多忙です。ジムに行く時間、着替える時間、シャワーを浴びる時間を考えると、1回のトレーニングに2〜3時間かかってしまうこともあります。

しかし実際には、効果的な筋トレに何時間も必要というわけではありません。「時間がない」というのは、多くの場合「優先順位が低い」ことの言い換えであり、時間の使い方を見直せば解決できる問題なのです。

具体的な対策

1日10〜15分の短時間トレーニングから始めましょう。研究によれば、短時間でも高強度のトレーニングは十分な効果があることが証明されています。

具体的には、通勤前の朝7時に10分、昼休みに5分のストレッチ、寝る前に10分など、生活の中に組み込みやすいタイミングを見つけることが重要です。テレビを見ながら、歯磨きをしながら、お風呂上がりになど、「ながら」でできる軽い運動も有効です。

また、ジムに行く必要はありません。自宅で自重トレーニング(腕立て伏せ、スクワット、プランクなど)を行えば、移動時間ゼロで始められます。

時間がないのではなく、時間の作り方を知らないだけなのです。1日のスケジュールを見直し、無駄な時間(SNSをだらだら見る、目的なくテレビを見るなど)を筋トレに充てるだけで、十分な時間を確保できるはずです。

4. トレーニングがきつすぎる

なぜこれが問題なのか

初心者が最初から上級者向けのハードなメニューに挑戦すると、体だけでなく心も疲弊してしまいます。SNSやYouTubeで見かける「10分で腹筋バキバキ」「地獄の脂肪燃焼トレーニング」といった激しいメニューは、確かに効果的かもしれませんが、運動習慣のない人には過酷すぎます。

筋肉痛や疲労が強すぎると、回復に時間がかかり、次のトレーニングが億劫になってしまいます。さらに、怪我のリスクも高まります。「筋トレ=苦しいもの」というイメージが強くなりすぎると、心理的な抵抗が大きくなってしまうのです。

具体的な対策

自分の体力レベルに合ったメニューから始めましょう。「少し物足りないかな」「もう少しできそうだな」と感じるくらいの強度で十分です。運動生理学の世界では、この「余裕を残して終える」というアプローチが、長期的な継続において非常に効果的であることが知られています。

例えば、腕立て伏せが1回もできなければ、壁に手をついて行う壁腕立て伏せから始める。膝をついた腕立て伏せでも構いません。スクワットも、最初は椅子に座るように浅く行う程度で大丈夫です。

徐々に負荷を上げていくことで、無理なく続けられます。毎回少しずつ回数を増やしたり、フォームを改善したりすることで、継続的な成長を実感できます。

重要なのは「完璧にこなすこと」ではなく「続けること」です。今日できなくても、続けていればいずれできるようになります。

5. ルーティン化できていない

なぜこれが問題なのか

「やる気が出たらやろう」「時間ができたらやろう」という姿勢では、なかなか習慣化できません。モチベーションは波があるもので、やる気に満ちている日もあれば、まったく気分が乗らない日もあります。モチベーションに頼った行動は長続きしないのです。

脳科学の研究によれば、人間の行動の約40%は習慣によるものだとされています。つまり、筋トレを「意志の力で頑張るもの」から「当たり前に行う習慣」に変えることができれば、継続は格段に楽になるのです。

具体的な対策

曜日と時間を決めて、スケジュールに組み込みましょう。「月・水・金の朝7時に筋トレ」「火・木の夜9時にストレッチ」のように具体的に決めることで、歯磨きや入浴のような習慣として定着しやすくなります。

スマートフォンのカレンダーアプリにリマインダーを設定するのも効果的です。通知が来たら、考える前に体を動かす。この「考える前に行動する」というのが習慣化の鍵です。

また、「トリガー」を設定することも有効です。例えば「朝のコーヒーを飲んだら筋トレする」「帰宅して着替えたらストレッチする」といったように、既存の習慣と新しい習慣を紐づけることで、自然と行動が引き起こされるようになります。

最初の2〜3週間が最も大変ですが、この時期を乗り越えれば、脳が新しいルーティンを「当たり前のこと」として認識し始めます。

6. 一人で孤独に頑張っている

なぜこれが問題なのか

誰にも見られず、誰とも共有しない孤独なトレーニングは、モチベーション維持が非常に難しいものです。成果を誰かに認めてもらえない、辛いときに励ましてくれる人がいない、サボっても誰も気づかない。こうした状況では、継続するための外的な動機づけが得られません。

人間は社会的な生き物であり、他者との繋がりや承認欲求が行動の大きな原動力になります。一人で黙々と続けるよりも、誰かと一緒に取り組む方が継続率は格段に上がることが、多くの研究で証明されています。

具体的な対策

SNSでトレーニング記録を投稿したり、友人と一緒に始めたり、オンラインコミュニティに参加したりしましょう。InstagramやTwitterで「#筋トレ記録」「#筋トレ初心者」といったハッシュタグをつけて投稿すると、同じ目標を持つ仲間と繋がることができます。

友人や家族を巻き込むのも効果的です。「一緒に筋トレしよう」と誘ったり、「毎日やったか確認し合おう」と約束したりすることで、お互いに励まし合い、サボりにくい環境を作れます。

オンラインフィットネスコミュニティや、筋トレ系のDiscordサーバーに参加するのもおすすめです。同じ目標を持つ人たちと情報交換したり、進捗を報告し合ったりすることで、一人ではないという安心感と、仲間に負けたくないという良い意味での競争心が生まれます。

トレーナーやコーチをつけるのも一つの方法です。お金を払うことで「元を取らなければ」という気持ちが生まれますし、専門家のサポートがあると正しいフォームや効果的なメニューを学べます。

7. 楽しめていない

なぜこれが問題なのか

苦痛なだけのトレーニングは長続きしません。「やらなければならない義務」になってしまうと、心理的な負担が大きくなり、やがて避けたいものになってしまいます。人間は楽しいことは続けられますが、苦痛なことを長期間続けるのは非常に困難です。

筋トレに対して「辛い」「苦しい」「面倒」といったネガティブなイメージしか持てなければ、どれだけ意志が強くても継続は難しいでしょう。逆に、筋トレに何らかの楽しさや心地よさを見出せれば、自然と続けられるようになります。

具体的な対策

好きな音楽を聴きながら行う、面白いYouTube動画やNetflixを見ながら行う、ゲーム感覚で記録更新を目指す、新しいトレーニンググッズを試すなど、楽しめる要素を取り入れましょう。

音楽の力は侮れません。アップテンポな曲を聴きながらトレーニングすると、疲れを感じにくくなり、パフォーマンスも向上することが研究で示されています。自分の気分が上がるプレイリストを作っておくと良いでしょう。

また、バリエーションをつけることも重要です。毎回同じメニューでは飽きてしまいます。腕立て伏せの日、スクワットの日、体幹トレーニングの日など、日によって変えてみましょう。新しい種目に挑戦することで、新鮮な気持ちで取り組めます。

達成感を味わう工夫も効果的です。トレーニング記録をグラフ化したり、カレンダーに実施した日をマークしていったりすることで、視覚的に進捗が分かり、達成感が得られます。

自分に合ったトレーニングスタイルを見つけることが大切です。ある人には自宅での静かなトレーニングが合っているかもしれませんし、別の人にはジムの活気ある雰囲気が合っているかもしれません。試行錯誤しながら、自分が楽しめる方法を探しましょう。

8. 完璧主義になりすぎている

なぜこれが問題なのか

「1日サボったらもう終わり」「予定通りにできなかったから意味がない」「メニューを完璧にこなせなかったから失敗」といった完璧主義的な考え方は、挫折の大きな原因になります。

人生には予期せぬ出来事がつきものです。急な仕事、体調不良、家族の用事など、計画通りにいかない日は必ずあります。そんなときに「もうダメだ」と全てを投げ出してしまうのは、あまりにももったいないことです。

完璧主義は一見、高い目標を持っているように見えますが、実は継続の大敵です。「完璧にできないならやらない」という思考パターンは、結局何も続かない原因になります。

具体的な対策

60%の達成でも自分を褒めましょう。計画では20回やるつもりだったけど、今日は12回しかできなかった。それでも素晴らしいことです。ゼロよりも遥かに良いのです。

1日休んでも次の日から再開すれば大丈夫です。1日の中断は習慣を壊しません。問題は「1日サボったから、もういいや」と完全にやめてしまうことです。完璧なペースで進む必要はありません。時々休みを挟みながらでも、長期的に続けることの方が遥かに重要です。

「続けること」を最優先に考え、柔軟に対応することが長期的な成功につながります。体調が悪い日は軽めのストレッチだけでもOK。忙しい日は5分だけでもOK。完璧でなくても、何かしら体を動かせればそれで良しとしましょう。

また、自分に優しくすることも大切です。できなかったことを責めるのではなく、できたことを認めてあげましょう。「今日はできなかったけど、今週は3日もやれた」「完璧ではないけど、続けている自分は偉い」といった、ポジティブな自己対話を心がけてください。

9. 環境が整っていない

なぜこれが問題なのか

筋トレをしようと思っても、必要な道具がすぐに取り出せない、トレーニングするスペースが散らかっている、運動着が洗濯されていないなど、環境面での障害があると、それだけで億劫になってしまいます。

人間は面倒なことを避ける傾向があります。筋トレを始めるまでのハードルが高いと、「後でいいか」「明日やろう」となってしまうのです。逆に、環境を整えることで、行動のハードルを下げることができます。

具体的な対策

トレーニングマットを常に敷いておく、運動着を目につく場所に置いておく、ダンベルをリビングに置いておくなど、すぐに始められる環境を作りましょう。「やろう」と思った瞬間に、3秒以内に始められる状態が理想です。

自宅の一角を「トレーニングスペース」として確保するのも効果的です。そこに行けば自然と体を動かすモードになる、という空間を作ることで、心理的な切り替えがしやすくなります。

また、トレーニング前の準備を簡単にすることも重要です。運動着をすぐに着られるように準備しておく、水筒に水を入れておく、タオルを用意しておくなど、小さな準備を事前に済ませておくことで、行動のハードルが下がります。

10. 正しい知識がない

なぜこれが問題なのか

間違ったフォームでトレーニングを続けると、効果が出ないだけでなく、怪我のリスクも高まります。また、どの種目がどこに効くのか、どれくらいの頻度でやればいいのかなど、基本的な知識がないと、非効率なトレーニングになってしまいます。

効果が実感できないと、モチベーションは下がる一方です。「こんなに頑張っているのに変化がない」と感じるのは、正しい方法でトレーニングできていないからかもしれません。

具体的な対策

信頼できる情報源から学びましょう。YouTube の信頼できるトレーナーの動画、書籍、オンライン講座など、正しい知識を得る手段は豊富にあります。特に初心者は、基本的なフォームをしっかり学ぶことが重要です。

鏡の前でフォームをチェックしたり、動画を撮影して自分のフォームを確認したりすることも効果的です。正しいフォームでできているか、定期的にチェックする習慣をつけましょう。

可能であれば、最初だけでもパーソナルトレーナーに指導してもらうのが理想的です。正しいフォームを体に覚えさせることで、その後の自主トレーニングの質が格段に上がります。

筋トレを続けるための心構え

筋トレが続かないのは、あなたの意志が弱いからではありません。適切な目標設定、現実的な計画、楽しめる工夫、そして自分に合った方法を見つけることで、誰でも筋トレを習慣化できます。

最も重要なのは、「完璧にやろうとしないこと」と「小さな一歩を大切にすること」です。1日10分でも、週2回でも、自分のペースで続けることが何よりも大切です。途中で休んでも大丈夫。また始めればいいのです。

今日から、無理のない範囲で筋トレライフを始めてみませんか?完璧である必要はありません。ただ、今日できる小さな一歩を踏み出してみてください。その積み重ねが、数ヶ月後、数年後のあなたを大きく変えているはずです。

継続は力なり。この言葉を胸に、焦らず、諦めず、楽しみながら、筋トレを続けていきましょう。

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