背中の鍛え方:美しい逆三角形と健康をつくる究極のガイド
背中は「男らしさ・女性らしさ」を際立たせる部位であり、姿勢や健康にも直結する重要な筋肉群です。しかし、胸や腕と違って目に見えにくいため、意識的に鍛える人が少ないのも事実です。
打撃力UPにも絶大な効果がある部位なので、しっかり鍛えよう。
実際、背中の筋肉は体の中でも最も大きな筋群を占めており、鍛えることで基礎代謝が上がり、引き締まったボディラインをつくれます。この記事では、背中を鍛える理由から具体的なトレーニング方法まで、徹底的に解説します。
ビッグスリーの筋トレの意味
筋トレを代表する「ビッグスリー」――スクワット・ベンチプレス・デッドリフト
制作者 hiroyuki最初は、この部位からトレーニングして慣れていこう
これらの種目を取り入れることで、筋肉量・基礎代謝・パワーが大幅に向上します。
詳しくは別記事「【完全解説】ビッグスリーの筋トレ効果と正しいフォーム」で解説しています。
背中を鍛える理由
1. 見た目(逆三角形のシルエット)
広背筋を中心に背中を鍛えると、肩幅が広がったように見え、いわゆる「逆三角形体型」を実現できます。これは男女問わずスタイル改善に直結する効果です。
2. 姿勢改善・猫背防止
背中の筋肉(僧帽筋・菱形筋・脊柱起立筋)を鍛えることで、丸まりがちな肩を後ろに引き、正しい姿勢を維持しやすくなります。デスクワークでの肩こり・腰痛改善にも有効です。
3. 健康・基礎代謝向上
大きな筋肉を動かすとエネルギー消費が増え、太りにくい体を作れます。さらに血流改善や内臓のサポート効果も期待できます。
背中のトレーニング方法
背中の筋肉は広範囲に分布しているため、部位ごとにアプローチするのが効果的です。
広背筋(逆三角形の決め手)
- 代表種目:ラットプルダウン、懸垂、ワンハンドローイング
- ポイント:腕の力で引くのではなく、肩甲骨を寄せる意識で行うこと。
僧帽筋(肩から背中上部を覆う)
- 代表種目:シュラッグ、ベントオーバーロウ
- ポイント:肩をすくめるだけでなく、肩甲骨を後ろへ引く意識を持つ。
脊柱起立筋(背骨沿い)
- 代表種目:デッドリフト、バックエクステンション
- ポイント:腰を反らしすぎず、ニュートラルポジションをキープ。
菱形筋(肩甲骨の内側)
- 代表種目:シーテッドロー、フェイスプル
- ポイント:肩甲骨を寄せて、胸を張る動作を意識。
三角筋後部(肩の後ろ)
- 代表種目:リアレイズ、フェイスプル
- ポイント:広背筋とセットで鍛えることで、背中の厚みが増す。
背中トレーニングのメニュー例(週2回推奨)
初級者
- ラットプルダウン:3セット×10回
- シーテッドロー:3セット×12回
- バックエクステンション:3セット×15回
中級者
- 懸垂:限界まで×3セット
- ワンハンドローイング:左右3セット×12回
- デッドリフト:3セット×8回
上級者
- 加重懸垂:3セット×8回
- バーベルロー:3セット×10回
- デッドリフト:4セット×6回
まとめ
背中を鍛えることは、美しい体型を作るだけでなく、姿勢改善や健康維持、基礎代謝アップに直結します。特にデッドリフトや懸垂のようなコンパウンド種目は、全身の筋力向上にもつながるため必須です。
「見えないからこそ差が出る背中」。ぜひ今日から意識してトレーニングに取り組んでみてください。




